これまでの話は↓をご参照ください
・婚約編
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本格的な夏休みシーズンに入る前の時期に
付き合い始めた記念日の旅行で
Bobの会社の支社があるアメリカのワシントン州へ行きました
彼の友達もいるし、自然がたくさんあるところなのでハイキングも楽しめそう
特に縁もゆかりもないけど
ゆったりしているし、日本食も豊富にある西海岸
アジア人もたくさんいるのでアクセントのある英語でも受け入れられる
Bobのオフィスがある街はここ10年ほどで開発されたこともあって
東京レベルにきれいでした
(アメリカの大都市、公共交通機関は基本どこか壊れていたり、とても汚いです
Covid-19の影響で最近は清掃している模様)
彼の同僚は
アメリカで一番きれいな都市
と表現する程です
オフィスと言いえば、アメリカでごく一般的な宅配荷物の届き方は
不在等関係なく、玄関の外に置く(放り投げる)スタイルなので
届け先をオフィスにすることがよくあります
(対人を指定することは勿論できますし、セキュリティボックスを設置している集合住宅もあります)
当時はこちらの住所がなかったこともあり、
そのスタイルを利用してオフィスに届くようにしていた荷物があったので
邪魔にならないよう休みの日に取りに行くことになりました
Bobの荷物だったのでホテルで待ってる!
と伝えたのですが一緒に来て!
というので同行
オフィスのビルに駐車して
車で待ってるよ!
と伝えたのですが一緒に来て!
というのでしぶしぶ同行
既に滞在中に一度訪ねていたものの、なぜしぶしぶかというと日本でも友達のオフィスなんて訪ねたことがなかったので
付き合っているとはいえ何度も人のオフィスに行くのが憚られたのです
オフィスにつくと何故か
VRのゲームする?
と聞かれて折角なのでやってみることに
ヘッドギアを装着し始めてみると
VRの世界でお花を集めるゲームでした
私は収集系のゲームが大好きなので喜んで集めていたら
集めるものがお花から宝石のようなキラキラハートに浮かぶ文字に変化し
集め終わると私の名前であることが分かりました
何故私の名前?
と思いつつ進めていくと
最後に
Bob がYoshikoに聞きたいことがある
と書かれた看板が現れ
そこには指輪の写真が...!
涙でぐしょぐしょになりながらヘッドギアを外すと
いつの間にかドレスシャツを着てネクタイをしめたBobが
指輪の入ったケースを手に膝をついていて
Will you marry me?
嬉しくて嬉しくて
さらに嬉しかったのは彼がポロっとこぼした言葉
あー、これで秘密がなくなった!
Yesの返事の後にはめてもらった指輪を何度も眺め
ずっと一緒にいたいとお互いに思える関係を築けたことが嬉しくて
喜びを何度も反芻しました
ちなみにVRのゲームはBob自作品で
出発前にちょっと不自然に休日出勤していたのは
このプロジェクトを極秘ですすめるためだったと判明
普段、余程のことがなければ残業や休日出勤しないし
いつも細かく理由を教えてくれていたためちょっと不安に思っていたのですが
それも一気に解消
更に楽しい旅行になりました