英語が苦手な私の北米暮らし

日本で出会った彼と異国籍同士の恋愛から結婚。英語に悩みながらのアメリカ生活日記

大きさの違いは物理だけではない

昨年夫が初めた趣味は

法律上、日本では個人の趣味となりえないビール造り

結婚前から移住したらビール造りしたい!

とは聞いていたので、ウンウン、頑張って〜と軽ーく考えていました

 

私のイメージのビール造りは

材料を何かして、装置に入れて発酵させる

ぐらいのもの

 

始めるよ、と言われてから

xxを買おうと思う

と言われたもの(一部)は

  • 材料を煮るための装置
  • 発酵装置、温度を保つための器具用ジャケット
  • ケグレーター(ビール専用冷蔵庫で、ケグと呼ばれる樽みたいな容器を入れチューブを通し蛇口からビールが出る装置)
  • グライコールチラー(発酵装置の温度を保つ為、冷たい水を供給する装置)

それぞれ5〜10万近くするのですよこれがまた…私には信じられないくらい高い趣味でビックリしました

米国ではそう変わった趣味ではないので

夫的には趣味だしこれぐらい掛かるでしょ?

という認識なのに対して

私的には趣味に何十万も掛かるってどういうこと?!

という認識

日本でも車やプラモデルなど高額な趣味はあると思うものの、周りにいなかったこともあり、すぐには飲み込めませんでした

 

ちなみに煮るのと発酵装置はそれぞれ細身のR2D2くらい、ケグレーターは家庭用冷蔵庫の半分くらいと中々大きく、他にも細々とした器具がたっくさんあって

ガレージは無限空間じゃないんだよ!!

と何度話したかわかりません

(日曜大工的な趣味もあり、その装置もデカイ)

趣味のスケールの違いに脳が思考停止に陥ったのも一度や二度ではありませんでした

 

最近は器具も揃ってきたので高額ショッピングは減ってきましたが、若干麻痺しつつあるのも事実

これでもう揃った?

と聞いたら

大きい買い物はね!アップグレードして古いのを売るとかはあると思う!

と不穏な答えでした(白目)

 

先述の通り、ビール造りは比較的メジャーな趣味なので材料を売っている専用のお店(ブリューイングストア)があります

手芸趣味の人でいうとユザワヤやオカダヤみたいな感じ

家から車で20分程の所にも夫が気に入っているブリューイングストアがあります

ある日一緒に行って車の中で待っていたら、夫がニヤニヤしながら戻ってきて言いました

 停まってる車4台全てに君みたいな人(パートナーに付いてきて待ってる人)が座っててスマホしてた

ビール造りしている配偶者がいるけど興味ないとそうなるよね〜と妙に仲間意識を感じましたw

 

色々驚く事はありましたが、これだけ買い揃えたので是非とも末長く楽しんでもらいたいと思います