英語が苦手な私の北米暮らし

日本で出会った彼と異国籍同士の恋愛から結婚。英語に悩みながらのアメリカ生活日記

火鉢や鉄板焼きのエンタメ化

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ある日友人に誘われてHibachiと名の付く鉄板焼き屋さんに行きました

面白いから楽しみにしてて!!

と言われ、私の知ってる鉄板焼きはエンタメ要素ないけれどと思いつつお店に向かいました

 

席に案内され、注文し、焼いてくれる方が現れるまでは特に変わったことはありません

焼き初めも普通でした

が、卵が登場したあたりからが本番でした

 

卵を放り投げたと思ったら、てこ(ヘラ/フライ返し)でキャッチ!

殻だけをてこに残し、中身は鉄板へ

というアクロバティックな卵割りでした

 

調理が進むにつれ、焼きあがったエビやら卵の白身の一部やらをお手玉の要領でてこで器用に放り投げます

注文した人の口を開けるように指示し、ポーンと放り投げるという技を見せてくれました

10人程度のグループでしたがみんな大盛り上がり

 

 

...している最中、私はなんとも言えない気持ちでした

食べ物で遊んではいけません、と育てられたのでどうしても受け入れられません

ご飯にお箸を刺して立てた状態で提供されたらこんな気分だろう、という気持ちでいっぱいになりつつ顔に出さないよう注意

国によってマナーが違うのも、そのレストランのセールスポイントだというのもわかっていますが二度目はないな~という感じでした

 

このあたりの感覚はもうどうしようもないので諦めつつ、批判はしないけど尋ねられたら私は無理ですというのは説明しています

 

日常的なところだと夫と食事中、お箸で取り分けしようとし、夫もお箸で受け取ろうとすることがありました

親切心だとわかっていてもどうしても遺骨が頭をよぎるので、ダメそれNo~!と叫んでしまいますw

彼にとってお箸はエンタメ的な要素があるらしく、お箸で食器を叩いたことが数度あったのですがそれも耐えられず

世界で一番下品な人と食事してる気分になるからヤメテ

とお願いしました

夫のことは大好きだし尊敬しているところもあるけどそれはそれ、これはこれ、です

納得はしていないようですが、聞き入れてくれて一安心

 

結構柔軟なつもりだったのに物によるな~と思う日々です

 

 

 

 

※米国内全てのHibachiやTeppanyakiのお店に当てはまる話ではありません