前回義実家へのクリスマス帰省で飛行機に乗った時に、初めて毛糸とかぎ針を持ち込みました
プレゼントが間に合わなかったので機内でも編もう!
というのが裏事情
やってみたら、片道でシュシュが1.5個完成
基本エンターテイメント以外何もできない飛行機の中で、時間を有効活用できる素晴らしい趣味であることに気が付きました
よく考えてみたら家でもテレビ見ながら編むので、趣味としても2つのことを同時に進められるのは得した気分になります
かぎ針編みを最初に習ったのは中学校の授業
課題で、四角いパーツ4つを編んだものを繋げて長方形のポーチを作りましょう!というものでした
その時は課題で終わりましたが結構楽しかったのは覚えていて、大学の時に小物づくりの好きな人の影響で再度始めて以来、細々と続けてきました
記号で編み方を伝えられる編み図と呼ばれるものを書いたりは出来ていませんが、なんとなくでモチーフを作ってみたり
人の編み図を見させていただいて、なんだかかわいいポーチを作ってみたり
楽しんでいます
最近ハマっているのは
アイリッシュ・クロッシェレースという本の編み図
私の夫はアイルランド系アメリカ人なので気になりました
アイリッシュ・クロッシェの起源をたどると17世紀後半にアイルランドの人々の間で確立された手法で、富裕層のみしか購入できなかったレースの代替品となっていたそう
(ステンレスでできたかぎ針-クロッシェ-を使いミシン糸のような細さの糸で作られていた為レースのように繊細だった)
材料は麻、綿、絹の細い糸だった為比較的安価、生産側は儲けが多く得られるし消費者はレースより安価で手に入るwin-win商品
18世紀半ばにに起きたジャガイモの凶作で飢饉が起きた際には貴重な収入源として広まり、多くのアイルランド人を救ったという歴史を持っています
編み方の起源って基本曖昧でわからないものが多いそうですが、その中で唯一記録が残っているというのは興味深いです
元々レースの代わりだったので、モチーフと呼ばれるパーツがとても繊細でかわいいのも特徴で、葉っぱやお花等自然のものをテーマにしたモチーフがたくさんあります
キレイなのでいつか細い糸でも挑戦してみたいですが、私はあんまり細かいと難しくてできません
なので、細めの毛糸等で
クリスマスギフトとして買ったラッシュの石鹸を入れる入れ物にしたり、
熱い物のせても大丈夫な綿100%の糸で編んで、ティーポット用のドイリーを作ってみたりしました
- この国ってイベントごとに各家庭でもデコレーションしたりするので、自分で作ったら将来的にコミュニケーションのネタにもなる
- 道具が手軽
- テレビ観ながら作業ができる
- 小さいものは完成も早いので達成感を得られる
中々良い趣味だな、と再確認したのでした
+++参照+++
https://www.crochet.org/page/CrochetHistory