英語が苦手な私の北米暮らし

日本で出会った彼と異国籍同士の恋愛から結婚。英語に悩みながらのアメリカ生活日記

食べたことのない野菜を食べてみようの会4 -思っていた味と全然違った根菜、ルタバガ-

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カブが食べたいな、と思ってスーパーをうろついている時のことでした

Turnip(カブ)と書かれた野菜を見つけた時、隣にいたのがルタバガさんです

最初はカブじゃないし、と思ってスルー

でも根菜って栄養豊富なものが多いし、どのスーパーでも売っているので買ってみることにしました


こちらのカブ(首のあたりは紫色のものが多い)とルタバガは見た目もとても似ているので、味も似ているかと予測

食べ方を調べてみると、生でも食べられるし、焼いても煮てもOKと汎用的

  • 糠漬け→カブではないし硬いけど、まぁ悪くない
  • スープ→全く煮崩れない
    野菜は炒めてから水分を入れるんですが、炒めると人参(生)寄りの食感で、炒めないで入れるとホクホクな食感だということが判明

 

カ ブ じ ゃ な い ... !
けど、ずっしりと重量感のある面白食感な野菜でした

 

ルタバガって何者?

アブラ菜科のお野菜で、ロマネスコブロッコリーの先祖でもあります

www.co-3c4.info

 

栄養

ビタミンC/E、食物繊維、カリウムが特に豊富で、ローカロリー

ガンになりにくくする作用が期待されているそうな

でも食べすぎはNG、アレルギーを引き起こす可能性もあるそうなので気をつけます

 

歴史

百科事典には中世後期から食べられたとあるのですが、

www.britannica.com

遺伝子レベルで調べると数千年前から食べられていたそう

キャノーラオイルの植物(セイヨウアブラナ)、シベリアンケール、ルタバガは同じ祖先を持っていて、これらの前は絶滅していて辿れないのだとか

biology.missouri.edu

 

百科事典にあった”中世後期から食べられていた”というのとミズーリ大学の研究結果の差異ですが、昔のヨーロッパ人はカブとルタバガの区別がついていなかったという記述を見つけました

harvesting-history.com

なので、はっきりと認識されたのがその頃とも考えられます

 

カブと区別つかないってどういうこと???

と思ったのですが、日本のカブは比較的火の通りが早いのに対して、こちらのカブはオーブン200℃で30分焼いてもまだまだ硬い=火が通りにくいのです

恐らく日本のカブとは種類が違うのでしょう

こっちで売っているカブなら、確かに間違えるかな〜と思いました

 

そんなわけで私のカブ食べたい欲は全然満たされません。。

 

ですが未来には期待です

というのもルタバガは、ロマネスコブロッコリーやブロッコリーニと似た特徴の遺伝子を持っており、今後の品種改良に期待できるそう

新たなスーパーフードとしてスーパーに並ぶ日が楽しみです

 

保存も効くので、買っておくと便利なお野菜

あぁ、スープの野菜ちょっと足りない!

ですとか

糠漬けの野菜買い忘れたぁぁん

というときに重宝するので助かっています

 

 

 

その他食べたことない野菜シリーズはこちら

www.co-3c4.info

 

www.co-3c4.info

 

 

 

 

+++その他参考+++  

www.healthline.com

 

www.webmd.com