英語が苦手な私の北米暮らし

日本で出会った彼と異国籍同士の恋愛から結婚。英語に悩みながらのアメリカ生活日記

車とコショウと私

Oh, no, what?!
食卓に大皿を運んだ夫が叫んだ
どうしたの?
尋ねながら近寄ると、ペッパーミルが壊れた、と壊れたミルを手にしてしょんぼりした夫と丸いままのコショウが振り撒かれたカプレーゼがそこにはあった
取り除ける?僕は無理、と言うのでここは私の出番、お箸でササっと避け夕食を食べ始めた

...ということが先日ありまして、ペッパーミルを探すことになりました

今までは黒胡椒を買った時に付属していた

こちらを使い、中身の入れ替えをしていました
ガラス製なので、落とさない限り壊れないと思っていたのですが詰め替えていたCostcoの黒胡椒と相性が悪く、最近は上手く削れなくなっていたので寿命でしょう

同じものを買うのもつまらないし、中身は沢山あるのでこの際いいペッパーミルにはどんなものがあるのか調べてみることにしました

いつも何かのレビューを探すときに使うのがこちら

www.nytimes.com

Wirecutter(ワイヤーカッター)というレビューサイトで、独自の観点で実際に使用実験をしているところがポイント
昔の”暮らしの手帖”(NHKの朝ドラとと姉ちゃん)みたいな感じですね!
とても人気があるので、数年前にNewyork Timesに買収されて、現在は傘下になりました

ペッパーミルは比べると言ってもどの商品も基本的な構造は変わらないので
www.nytimes.com

-耐久性(どのくらいの期間細かさを維持できるか)
-目の細かさを設定方法が簡単かつ使っている間に動いたりしないか
-詰め替えが簡単か
-使いやすい形状で、詰め替え分が十分に入れられるか
-ペッパーミルとして相応の値段か
-保障が充実しているか
を料理研究家、料理作家、料理器具販売会社の元ディレクター等5人の専門家とともに判断しています

この記事で初めて知ったのですが、ペッパーミルが今の形になったのは1800年代中ごろのことでプジョーと言う会社が発売しました
そう、あのライオンがガオーっとしたエンブレムの車、プジョーです

会社が出来た1810年当初は、ノコギリの刃や傘の骨を作っていたそう
1840年には木と板金で作ったコーヒーミル、1855年には鉄製のコーヒーミルを、そして1874年にペッパーミルを発売し世界中に広まりました
1889年に車の発表をするまでに、ギアというかメカニックというかを試行錯誤し進化し続けたんだろうと思うとロマンに溢れていますね!
日本のトヨタもミシン作っていたわけですし、積み重ねた歴史が素敵だなと思います

車を作っている会社のギアなので、耐久性も申し分ないと推測できますし、ワイヤーカッターの記事内でも、プジョーのペッパーミルを買えばもう一生新しく買う必要はないと書いてありました
ということでプジョーのペッパーミルを新調しようと思います!使うのがとても楽しみです!!

 

 

 

+++参考+++

us.peugeot-saveurs.com

www.peugeot.ph

www.peppermate.com