英語が苦手な私の北米暮らし

日本で出会った彼と異国籍同士の恋愛から結婚。英語に悩みながらのアメリカ生活日記

生きもの地球紀行ライブ体験

散歩中に夫が空を指さし、”見て!何だあれ?”
大きな鳥が空を舞っています
”ワシ?大きいね!...あれ?カモメに追いかけられてる?!”

空を飛んでいたのは、数羽のカモメに追われる白頭ワシで、羽を広げると2m以上になる大きな鳥でした
言葉の間違いではありません
ワシに追われるカモメではなく、カモメたちに追われるワシです

逆ならわかるけど、不思議な光景

そのまま散歩を続け湖沿いを歩いていると

”すごい光景だったね~!!”

と興奮気味に話す3人+赤ちゃんに遭遇


夫が聞いてみると
”そこにいるカモみたいな鳥の群れが、ワシが襲ってきたときに集団で一斉に同じ方向にザザーっと動いて、(もう一回)ザザーっと動いて、ワシから身を守ったの!!”
と体全体を使ったジェスチャー付きで教えてくださいました
別の一人も
”Planet Earth(自然ドキュメンタリー、日本の番組だと生きもの地球紀行が近い)を生で観てるかと思った!!”
と皆で大興奮

恐らく、鳥たちは集団で動くことで目くらましのようにし、ワシが標的を絞りにくいようにしたのではないかと思います

集団でいた鳥は後から調べたらAmerican coot(アメリカオオバン)っぽいものでした
生態上、特に集団で身を守る習性を記載しているサイトはざっと見た限りではなく珍しい光景だったのかなと思います

私たちが見たのは、獲物(アメリカオオバン)を諦められずに上空を旋回していたワシを追い払おうとカモメが大きな声と数を武器に追い払っている様子だったのです

別の種類の鳥が助けることなんてあるんだな~!!と驚きでした

 

夫は何故か野生動物を見つけるのが上手で、
あ!
と指さした先にカワウソがいたり、夕方一人で買い物に行ったらカラスに威嚇されながらも我関せずの様子で木の上で眠るフクロウを見つけたり、夜趣味(ビール造り仲間)の集まりに行ったらビーバーに遭遇したりと動物運?の強い人です

私はあんまり気が付かないタイプなので羨ましい限り、でも一緒にいると(私にとっては)珍しい動物を見つけてくれるので楽しいです

東京にいた時もハクビシンをみつけたことがありました
ちょっと近くで見ようと数歩踏み出すと激怒し、

”狂犬病持ってるかもしれないんだぞ!嚙まれたら注射15本だぞ!それでも死ぬかもしれないんだぞ!”

10分間くらい、めちゃくちゃ叱られ続けました
後にも先にも私にあんなに怒ったのはあの時だけです
私もそこまで近寄る気はなかったものの、ハクビシンもちょっと近寄ってきたので危なかったかもなと反省しつつ、しっかりした良い人だな~!と思う出来事でした

 

 

私のアメリカ動物体験記?はこちら

www.co-3c4.info

 

+++参考+++

www2.nhk.or.jp

www.bbc.co.uk

www.tnwatchablewildlife.org

ADW: Fulica americana: INFORMATION

kidadl.com