英語が苦手な私の北米暮らし

日本で出会った彼と異国籍同士の恋愛から結婚。英語に悩みながらのアメリカ生活日記

How are youは魔法の言葉

日本語でも好きじゃなかったけど、英語だと震えるほど嫌な物
電話
顔も見えないし、初めて話す人だから発音の感じも全く予測がつかないし、勿論身振り手振りも見せられない
そんななので聞き取りも厳しいし、自分の発音なのか電波の問題なのか言い直さないといけないことも多いので終わるころには心はバキバキに折れています
終わったと思うと大抵ガチャ切りされるので、更にダメージが入ってようやく終わる電話
日本のゆっくり受話器を置くとか気持ち間をおいて通話終了ボタンを押すとか、優しくて好きだったなと今更思う日々です

が、これが少しマシになるのが電話の冒頭で
"Hello~ This is 名前、how are you?"
How are you?で気遣いの気持ちを表すこと
その後の電話が相当優しくなり、物事がスムーズに進むことがわかりました
緊張しているので忘れて用件を話し出してしまうことがしょっちゅうありますが、この一言を挟むとアメリカ人の”Niceにしようスイッチ”が入る気がしています
夫はHow are you に相当するHow's it going?を考えることもなく挟む人なので、いつも電話相手は感じよく、私から見ると楽しそうに話しています(それでも電話は嫌いらしいですが)

Twitterで定期的に
英語の教科書に載っていたHow are you?なんてネイティブは使わない
という主張がバズったりもするのですが、あくまでその方の周りだけでしょう
スーパーやドラッグストアのレジでさえもHi~How are you today~? とほぼ確実に聞かれます
この答えってGoodやGreatというポジティブな返事をするのがある種マナー、いわゆる社交辞令の挨拶なので、ちょっと体調が悪かろうが機嫌が悪かろうがGoodを期待されています
自分の状態を話す必要はないのが分からなかった渡米直後は、なんでそんなこと聞くの?と思いつつも本当に質問されていると思ったので正直に答えていました
今考えると恥ずかしい...!

面白いのが、このポジティブな返事を期待されている件しない、実はアメリカ人も聞かれたくないなと思っていることがあるということ
Goodじゃない日は勿論あるけどGoodと答えなくてはいけないし、”Niceに返事しないといけないからちょっと面倒くさい”と友人は話していました

自由の国とも言われるし、暮らす前は皆ポジティブで素敵だな、と思っていましたが人間なので勿論色んな気持ちになりますよね、と妙に納得

面倒だけど、物事がスムーズに進むのだし感じよくしたいと示せる魔法の言葉How are you?が脊髄反射で出るようになろうと思います

 

 

 

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