英語が苦手な私の北米暮らし

日本で出会った彼と異国籍同士の恋愛から結婚。英語に悩みながらのアメリカ生活日記

車の運転中にイライラした時に心を落ち着ける方法

こちらに引っ越してきて楽しいことの一つが、クラシックカーウォッチング
詳しくはないのですが、個性的な形のクラシックカーを見るのが好きです
愛好家の走る会でもあったのか

色んな色のVolksWagenバス(大好き)が10台くらい連続で走ってきたり、
Fordの1940ピックアップトラック

↑の新車かな?くらい状態の良い赤い車が走っていたりしてて、可愛くて身悶えました
現代のピックアップトラックって何かと闘うの...?と思うくらい大きくてごつくて可愛くないので苦手なんですが、これはすんごくかわいかったです
(アメリカでは車体の大きな車が人気)

 

残念ながら楽しいばかりではありません
隔離生活、リモートワークが増えたことで渋滞が減ったのは良かったけど、それらによって増えたことがありました
それは、危険運転
車が少ないからなのか高速道路とはいえとんでもないスピードで走ったり、マリオカート

かな?というくらい隙間に滑り込むように車線変更を繰り返す人が激増
元々高速道路(短距離乗る時)は好きじゃありませんが、更に苦手になりました
一般道路でも(特に金曜日の夕方以降)は変な運転する人が増えたので、以前よりも気を付けています

危険な運転って目の前でされるとぶつかりそうと思ったりして緊張するし、なんで誰かが事故起こしそうな運転するの?!と怒りたくなります
しかしこちらが怒って注意力散漫になったら元も子もありません
なので、いつも
あの変な運転している車の人は、子どもが生まれそうで病院に行く途中か大事な人が死にそうで死に目に間に合うために必死なんだ
と思うことにしています
実際は十中八九違うでしょう
でも、人生の緊急事態で止む終えない状況なんだ、という設定にするだけでイライラは抑えられ”大変だね...”と同情の気持ちさえ浮かんでくるのです

先日も一般道でちょっとあり得ない運転をしている車がいました
夫が運転していたのですが、何だあの車、見た?!と大層ご立腹
なので
私:”あの人は今お母さんが死にそうだからすごく急いでるんだよ
夫:”絶対違うと思う
私:”(とりあえず無視)あんなに急いで車を走らせても、ほら、今信号に引っかかってるし、辿り着いても5秒しかお母さんと話せないかもしれない、着いた5秒前に亡くなってるかもしれないんだよ、悲しいね
知らん人のお母さん、勝手に危篤にしてごめんなさいと思いつつ勝手に話を作り上げていたら怒りが静まったようでした

怒ること自体が悪いと思っているわけではありません(怒鳴り声とかは嫌いだけど)
あんまり怒りを抑えすぎても逆にストレスがたまりそうですしね
ただ、車の運転中という状況では、変な車に気を取られているうちに別のことが起きるのは怖いです
車の教習中、教官の方の言葉で頭に残っているのが
金属の塊を動かしているんだ、ってことを忘れた人が事故を起こすんですよ
実際には突然の病気発症など、どうしようもないケースはあるでしょう
ですが
できる範囲ではなるべく冷静でいたいので、こんな風に考えてコントロールするようにしています