英語が苦手な私の北米暮らし

日本で出会った彼と異国籍同士の恋愛から結婚。英語に悩みながらのアメリカ生活日記

在外選挙ってどうやるの?

2022年6月22日は参議院選挙の公示日ですね!
かといって〇〇を応援みたいな話じゃないので安心してください

日本にいる頃から投票する派の私は、選挙権を得てからほぼ欠かさずに投票してきました
ほぼ、というのは一度だけ新婚旅行で期日前にも間に合わず事前申請も存在を知った時には間に合わなかったのです
その時は手も足も出ず逃しましたが、それ以外は毎回投票してきたと思います
だから何ってわけでなく、選挙について書くのは私にとって比較的自然なことなんですという長ったらしい前置きでした

そんなわけで

1. なぜ投票するのか

2. 在外選挙はどうやるの?

3. 投票する人の選び方

について触れてみようと思います

1. なぜ投票するのか
選挙が唯一、国を運営している人に意思表示ができる機会だから
です
選挙に行かないことで不満を表しているという方がおられますが、ご自身の意志としてはそうなんでしょう
が、受け手の政治家からしたら
現状でOK!ということね!
と捉えます
たった1票の投票では何も変わらない、という方もおられるでしょう
投票した人が当選しないことだってあるので100%間違いではないでしょうが、日本は民主主義の国のはずなので、投票して政治を監視しているぞ!という意志表示をするだけでも十分なのです
私が色々書くよりも選挙に行く理由がよくわかるドキュメンタリーがこちら

knockdownthehouse.com

AOC(アレクサンドリア・オカシオ=コルテス、アメリカ合衆国の下院議員)を筆頭に、幾人かの女性立候補者の選挙活動とサポートする人に焦点を当てた作品です

2.在外選挙ってどうやるの?
転出届を提出する、すなわち住民票がなくなると、居住地域がなくなるので地方選挙の権利は失いますが、国政選挙については海外居住開始から3か月以上経つと海外からでも投票する権利を得られます
やりかたは至ってシンプル
居住地を管轄する大使館に申請をすることで在外選挙人証を入手できます
そして証書が手元にある状態で、各投票所へ出向く、若しくは郵便で投票するのです
期間は公示日翌日から特定期間(前回シアトル地域は1週間でした)
広報とかはまだ存在しない時期なので自分で調べますが、投票時期が早いから情報が出ていないこともあるのは残念なところ
私は幸い投票所へのアクセスが悪くないので、在外選挙認証と身分証を手に毎度出向いています
実際の方法は基本的には、日本国内と大差ないです
投票の時はスペースが狭いので、
・複数選挙があっても一度に投票用紙を渡される
・投票箱がないので、投票用紙は封筒に入れる
という感じ
手渡されたものへの記入が終わると、窓口のようなところで担当の方が更に封筒に入れてくださり、在外選挙認証に投票した記録を残して投票完了です

3.投票する人の選び方
特定政党を応援していない私の個人的な選び方は
・政策が具体的か、理想論に終始していないか
・あらゆる意味で差別的でないか(女性、LGBTQ、格差に対する温度感)
・子どもに焦点を当てているか
・政策を実行に移せるような行動をしているか、議員経験のない候補者なら政策を実行できそうな経験があるか
を軸にWebサイト等をみて決めています


現状に納得いかない方も、特に不満はない方も、是非選挙に行きましょう!