Web広告って時々
こんなの見たことないのに何故この広告が私に出るの?!
と思うものが出てきませんか?
Amazonや楽天等で見た商品をこれらの広告がもう一度見せてくることも多いので、広告が追いかけてくるイメージが強い方も多いのではないかと思います
実は、追いかけてくる広告って、全体の広告量から言うとほんの一部のはずなのです
まず、動画でも検索結果でもないタイプの広告は大きく分けて種類が2つあります
一つ目は
※イメージ図
ウェブサイトと広告主が直接、この部分に月額〇円で広告を載せるよ、という契約を結ぶもの
ですので、見覚えのない商品/サービスが表示されるのも当然です
勿論あなたの所為ではありません
二つ目は
GoogleやYahoo!などが広告”枠”を管理/仲介し、ランダムな会社が広告を出せるスペースを提供しているものです
この二つの大まかな違いは、広告の右上に”広告について”という情報が表示されることで、この表示は義務付けられています
広告の種類も大きく2つに分かれていて、
①リターゲティング/リマーケティング広告
追いかけてくる広告がこちらです
ウェブサイトに訪れた、メーリングリストを登録している、など何らかの情報を基に配信されるので②に比べると全体量は少ないです
②その他ターゲティング広告
こちらが圧倒的に多く配信されている広告で、言語/地域/性別/年齢/興味関心などなど、GoogleやYahoo!等が持つ情報を基に配信されます
例えば、海外にいる日本人(推定)に広告を出したい場合
地域を日本以外の配信したい地域、ブラウザの言語を日本語に設定している人
というターゲットの設定をすることで、設定した地域の推定日本語話者に向けて広告を配信できます
見覚えのない商品/サービスが表示されるのも不思議なことではないのです
こちらも勿論、貴方の所為ではありません
日本とアメリカでWeb広告に携わる仕事をした経験を基に、大雑把に書いてみましたがいかがだったでしょうか?
海外にいると、日本の会社の広告は英会話/転職/いかがわしい絵の漫画やゲームの広告が沢山出てきます。。
オンラインで完結するサービスだけが国外にも配信しているんでしょうが、ギョッとすることも多いです
Twitterでそんな話題を見かけたので、ちょろっと仕組みを宣伝?してみたくなりました
ご質問等ありましたら、私のわかる範囲でお答えしますのでお気軽にどうぞ！
