英語が苦手な私の北米暮らし

日本で出会った彼と異国籍同士の恋愛から結婚。英語に悩みながらのアメリカ生活日記

褒め言葉が誉めたことにならない世界線

午前2時半に目が覚め、中々寝付けずどうにかもう一度寝たら、何故かそこにある死体に工作したり政治家の選挙公報みたいな知らない人の職務経歴書にダメ出しをして不採用にする夢を見ました
起きてからも、ちょっと混乱していてあれは夢だし今考えてもマルチで大成功を収めたみたいな内容の職務経歴書はナシだな、と思いながら疲れた...と呟いてしまったわけですが、死体系の夢占いはポジティブな結果が多かったので良しとします

夢、悪夢の世界は実際の世界と真逆だったりしますが、こちらに引っ越してきてからも真逆だな~と思ったことがいくつかあります
違いがある部分のみ抜き出してみると、
例えば体形
日本で憧れられる体形は華奢なモデル体型
アメリカで憧れられる体形は筋肉のあるメリハリボティ、筋肉が正義です
例えば赤ちゃん
日本ではある程度小さい方が可愛い
アメリカでは10lb(4.5kg)越えが誇り
例えばモテ
日本では大人しい、自分の意見を言わない控えめ系女子
アメリカでは、活発で賢く自分の意見をはっきり言える女子
これに関しては

の魔界(アメリカ)と人間界(日本風の世界)かなと思った程です

目鼻立ちがハッキリし、整った顔というのは美しいと感じる人が多いと思います
日本では、
目が大きいね!鼻が高いね!小顔だね!
というのは誉め言葉に該当すると思いますが、この中で特に2つはアメリカ(他国もかもしれません)では悪口になりうる言葉があります
どれかわかりますか?
それは
鼻が高いね!
彫りの深い顔で素敵、という意味には捉えられず醜い魔女みたいな意味に捉えられます
人によっては鼻を低くする手術を受けたりもするほどなのだそう
もう一つは、小顔だね!
10頭身でモデルみたい!というような意味を込めたこの言葉も、小顔=頭が小さい=脳が小さい=バカ、という風に捉える人がいます
文化によって全く違いますね!
ちなみに体形/容姿に関するコメントは、誉めているつもりでも本人にとってはどう捉えるかわかりません
見た目を褒めるって自分の基準に沿って判定を下している、という側面がありますよね?
それがマナー違反となるわけです
ダイエットして痩せたと分かっている場合以外、コメントしないのが無難です

でもアメリカ人ってよく褒めあったりしてるじゃん!というイメージがあると思いますが、あくまで持ち物とかに対してのもの
”あなたの靴/カバン/服装/ヘアスタイル/髪色、好き(素敵)です!”
という感じ
私自身、当初失敗しましたが、暮らしていく中で観察し学んできました
きっとまだまだ非常識な面があるはずなので、
自分の常識は非常識
を合言葉に、しっかり見極めていこうと思います!