英語が苦手な私の北米暮らし

日本で出会った彼と異国籍同士の恋愛から結婚。英語に悩みながらのアメリカ生活日記

アテレコごっこ

言葉が伝わらない動物や届かないくらい遠くの人にアテレコするのが大好きな私です
サイクリング中に見かけたカラスが口も目もパッカーンと開けて周囲を見渡していたときは、カラス生ではあり得ないことが起きたのかな、と想像して夫と笑っていました

先日車に乗っていたら、2台前を走る車がやけに遅いこととがありました
どうしたんだろうね?
と夫と話していたら、突然、助手席のドアが開いたのです
ヒヤッとしましたがすぐに閉まったので一安心し、状況を察しました
恐らく半ドア状態で走り出したことに後から気づき、気づいた時には一時停止できるような路肩がない道になっていたのでしょう
誘拐とかではなさそうだったので良かったです

閉めなおすまでの車内の状況は
助手席or運転手:大変!ドアがちゃんと閉まってない!閉めなきゃ!
助手席:止まって!
運転手:今止まれる道じゃないよ!
(もうすぐ大きな道で高速道路の入り口がある、路肩の狭い道でした)
助手席:せめてゆっくり走って!
運転手:ごめん、でももう走ってるよ、これ以上は無理だよ!後ろの車怒らせちゃう!早く!
助手席:うそでしょ?!危ないよ!!しかたないからやるけど!!!
数分間はゆっくり運転だったので、さぞかし大混乱だったんだろうね~と後ろの後ろで妄想していました
真実はわかりません
が、その道に入るまでに車の警告音に気が付かないほど急いだり慌てていたりしたんだろうなと思います
なんにせよ無事にドアが閉められたようで、ホッとしました

9割くらいは楽しんでやっているアテレコ/人間観察ですが、混乱したり怒ったりするより気持ちが落ち着く、冷静になれるので気に入っています
悲しいことを人にされても、何がこの人にこんなこと言わせたんだろう?と考えながら話したり過去の会話を思い出したりしていると見えてくることがあるので、ある意味納得できます
私は聖人からは程遠いのでそっと離れはしますが、悲しいままより私の所為じゃないな、と思えるので楽です
コロナで他人と話す機会が減って、ちょっと怖い気持ちもありますが直接のコミュニケーションが復活した時には楽しんでいけたらな~と思います