英語が苦手な私の北米暮らし

日本で出会った彼と異国籍同士の恋愛から結婚。英語に悩みながらのアメリカ生活日記

実写版ピノキオ

うちの父はカタカナが苦手で、色んなものをうる覚えしています
なので発話すると近いけど一文字入れ替わっていてびっくりすることも沢山です
例えばユニクロから出た時一躍有名になったフリースは父に言わせてみればスリーフになってしまうし、マクドナルドのエビフィレオはエビフィオレ、といった具合
ちょっと近すぎて一瞬合ってそうなところが恐ろしい罠です

幼い頃金曜ロードショー等で録画したVHSにラベルを付けてくれたりしていたのですが、ふと見ると「ピオキノ」というラベルを発見
最初は母も私も気が付きませんでしたが、ある日気が付いて大笑いしたものです
そんな思い出のあるピノキオ

実写版が出るとDesney+の広告で知ったのと、主演がトム・ハンクス(好き)ということで早速観てみました
※ここから先は好き放題書いておりますので、お好きな方は回れ右でお願いいたします

とりあえず評判は見ずに視聴開始
ちょいちょいこんなシーンあったっけ??というところはあるものの、概ねアニメに沿った滑り出し
ピノキオの声が日本語吹き替え版にそっくりだったので、私はあんまり違和感がありませんでした
クリケットのジミニーもそんなに違和感はありませんでしたが、夫的にはジミニーの声が違いすぎると不評
中盤もちょこちょこ追加されているシーンがあり、こんなお話を追加したのね~という感じです
一番勇敢なのはジミニーだよね、と思いながら観ていました
あんなに小さな虫なのに、仕掛け時計に巻き込まれても何とか生き残ったり、走る馬車に飛び乗ったり水辺に飛び込んだり大活躍です
そして迎えた終盤、中盤からもちょいちょい出始めたピノキオの謎スペック、まるでスーパーヒーローのような力業によって物語はハッピーエンドを迎えました
最初に私の口から出た感想は、
”なんでトム・ハンクスこの仕事引き受けたんだろう?”
対して夫は
”脚本が決まっていなかったんじゃない?”
と夫婦して辛口www.imdb.comの評価を観てみると☆5.1/10
うん、まぁそうだよね、という感じでした

夫曰く、”僕の2時間(実際には1時間45分、エンドロールが15分とかなので実質90分)を返してくれ”だそうなので観る価値は人それぞれかと思いますが、ツッコミどころが沢山あるので大人数で観たらそれなりに楽しめるんじゃないかな~と思う作品でした