英語が苦手な私の北米暮らし

日本で出会った彼と異国籍同士の恋愛から結婚。英語に悩みながらのアメリカ生活日記

初めて食べた外国のお菓子

ある日散歩に行こうと外に出ると、前庭から異常な音がしました
音の元を探してみると広くもない庭ですので、すぐに当てがつきJapanese Maple(イロハモミジ)のあたりからです
獣っぽいにおいもするし何かがいるな?と観察していたらリスがピョコンと出てきました
驚かせて申し訳ないけど木が死んでしまうのは困るし...と思いつつ、びっくり顔すぎてちょっと笑ってしまいました

何かを削るような音だったので、木の皮を食べていたのか、中にいた虫でも捕ろうとしていたのかな?と予測しています
色々な野生動物が冬になると木の皮を食べているイメージですが樹液ならともかく皮ってどんな味に感じるのでしょう
樹液であれば、メープルシロップ等もありますし生き残れそうなイメージがあります
そういえばメープルの葉っぱともみじの葉っぱって形が似ていますよね?
何が違うんだろう、と検索してみたら1件目に盆栽愛好家と思われるの方のウェブサイトがヒットしたので読んでみました
簡潔にまとめられていたのは
”葉っぱの切れ目の数が違って、イロハモミジの方が手のように細い”
ということ
葉っぱの形、切れ込みの数、葉の淵にギザギザがあるか、蕾の形、果実の形が違うそうbonsaistation.com中々興味深い内容でした

では樹液は...?と調べてみると、一応イロハモミジの樹液にも糖分は含まれているそうですがメープルシロップを作るサトウカエデと比べるとかなり含有量が低いそう
思い描いた甘さのシロップを作るにはとんでもない量の樹液が必要と考えられますね
庭の木で作ろうとは思いませんが、なんとなく残念です

そんなことがあったからか、久しぶりにメープルクッキーが食べたい病に罹りました

これです、カナダの定番お土産メープルクッキー
カルディや成城石井とかでも売っていると思うのですが、系統的にはオレオ
オレオのクッキー部分がより分厚くシンプルに、そして中身がメープルシロップ味のクリームに変わったような感じのお菓子です
メープルクッキーとの出会いは中学生の時
語学研修ツアーと銘打ってカナダへの修学旅行がある学校に通わせてもらっていた関係で、引率に行った先生からのお土産で頂いたのでした
初めて食べた感想は
”とても美味しいけど、あ、甘い...!”
覚えている限りこれが初めて食べた外国のお菓子で、外国のお菓子って甘いんだな~と思った記憶があります
実際にカナダへ行った時も買ったし、いつしか時々食べたくなるおやつの一つになりました

先日なんとなくスーパーのお菓子売り場を見ていると、メープルクッキーを発見!


食べたかったので何でも買ったと思いますがオーガニック素材を使っているということで、地球に優しいのも好印象
手に取って見てみるとProduct of CANADAの文字、ちゃんとカナダ産!
大喜びで買って帰りました
やっぱり美味しい!そして甘い!ので、一日一枚で満たされるある意味コスパの良いおやつです

ワシントン州はカナダと隣接しているのに、何故今まであることに気が付かなかった私?と思いましたが発見できて良かったです
葉の裂け目の数に違いがあるとはいえ、甘いお菓子だしもみじ饅頭を思い出すのでこれを機に個人的に秋冬のお菓子認定をました
意外とお抹茶とも合ったりするのかもしれません、次にお抹茶を買ったらお茶を点てて一緒に食べてみようと思います