英語が苦手な私の北米暮らし

日本で出会った彼と異国籍同士の恋愛から結婚。英語に悩みながらのアメリカ生活日記

ボディファーム

犯罪捜査ドラマが大好きで、最近Criminal Minds

の新シーズンが放送されると知り楽しみになってきました
この作品、日本で観ている時も怖い事件が沢山でしたがちょっとリアルっぽいときもあって、引っ越してきた当初は緊急車両の音を聞く度”あのエピソードみたいなことが起きていたらどうしよう?!”とプルプル震えていたものです
お話によっては実際に起きた事件を基にしていたりしますので、怖さも一塩
暫くしてから、どこに居ようとどんな生活をしていようと死ぬときは死ぬよね、と思って踏ん切りがつきました
Criminal Mindsの場合、大体がシリアルキラーを捕まえる話で最後の被害者が助かるのが定石
自分が巻き込まれたらどうするかも考えつつ観ています

アメリカで作られたドラマは私にとっては不思議な宗教だったり、生活様式、Visaなし移民、RVで生活する人々など、色々なことを教えてくれます
中でもボーンズ

は主人公が文化人類学者という設定のせいもあるのか、何でそんなこと知ってるの?と聞かれることもあるくらいアメリカの不思議を見せてくれました

制作国に関わらず、犯罪捜査ドラマを見ているとほぼ必ず耳にする言葉として
死亡推定時刻は○日前(○時間前)
がありますよね?
これまで起きた事件の統計だろうと思っていたのですが、実際に実験が行われていることを教えてくれたのもBonesでしたwww.imdb.comボディファーム、死体農場と呼ばれる施設付近で起きた洪水の影響により流れ出した遺体の確認作業を進めていたら、登録のない遺体が見つかったということで調査するお話
正直最初はドラマのために作られた架空の施設だと思っていました
まさかまさかと思って検索してみたら、本当に存在してたまげたのを覚えています
Wikiによるとアメリカには8カ所あるそうで、遺体が放置される様々なシチュエーションで腐敗がどのように進むかと言うのを研究しています
実験に使われる遺体は生前に希望した人や遺族が了承した場合の寄附、または身元不明の遺体が使用されるのだそう
この研究に対して勿論非倫理的だという声もあります
世の中には実に色々な研究が存在するのだな、と感心してしまいました

先日未解決事件か何かを観ている時に、ボディファームが出てきてこのエピソードを思い出しました
一方で、事件に巻き込まれた家族への一助になっていることは間違いないはず
実験をしてくれている人、寄付する決意をした人、様々な人が思いもよらない形で犯罪捜査に協力している世界を垣間見て、やっぱりBonesというドラマは興味深いと思ったのでした