英語が苦手な私の北米暮らし

日本で出会った彼と異国籍同士の恋愛から結婚。英語に悩みながらのアメリカ生活日記

ごみゼロ!都会で自給自足ハウス

もう一月近く前ですが、家庭菜園の後片付けをしました
今年は天候にも恵まれず思った通りの収穫が出来なくて残念でしたが、来年に期待をして野菜を植える場所に家で出た生ごみを

堆肥に処理したものを撒きました
来春までに土が回復してくれると良いのですが!

Netflixで配信中の番組、ザック・エフロンが環境への取り組みを紹介する"ザック・エフロンが旅する明日の地球"シーズン2を観終えましたwww.netflix.comたくさんの取り組みが紹介されますが、中でも面白いと思ったのが”ごみゼロ&自給自足”のお家
ご近所さんは遠くに数件...という環境での自給自足なら、聞いたことがある方も多いでしょう
しかし今回紹介されていたお家の立地はメルボルンという都市の中、街中で実現させたという点が非常に興味深かったのでもっと詳しく知りたくなりました

このお家の発案者であり作ったのはごみゼロ運動をされているJoost Bakkerという方
2ベッドルーム、3階建てのお家です
使っている素材は建築材から家電、ベッドリネンに至るまで全て自然の物、若しくはリサイクルされたもの+再度リサイクル可能なものにこだわって建てられています
木材も雷に打たれて倒れてしまった木を使うなどの徹底っぷり
番組よりもたくさんのことを紹介している動画も発見しました
(日本から観られると良いのですが...!)

電力は100%ソーラーパネルで供給、水槽のお水を植物への水遣りに使い、また水槽に戻す仕組みでお魚や貝、甲殻類(エビなのかザリガニなのかわかりませんでした)、ハチを育てたり、200種類以上に及ぶ食用植物を育てています
葉物野菜だけでなく、フルーツもです!
もう一つ目を引くのがキノコ装置
20種類ものキノコを壁に内蔵した専用の装置で育てていました
バスルームのすぐそばに設置してあり、バスタイムの蒸気で育てているのだそう
穀物は流石になさそうでしたが、タンパク源としてクリケットを育て粉末にしたものをお料理に使っていました
番組と↑の動画で暮らしているのは2人の有名シェフで、政府の許可の関係で10か月ほどの実験的な取り組みでした
2人ではとても食べきれない量を収穫できるので、このお家でレストランとしても営業していたそうです
(現在この家は解体され家ごと引っ越しし、発案者のお母さまが住まわれる予定とのこと)

正直ここまでの設備を既存のお家に入れるのはかなり難しいでしょうし、日照条件は土地で大きく変わるものです
一件の家に住む人だけの力でこれだけの植物やお魚の管理をしようとしたら、他のことをやる余裕もないかもしれません
でも田舎に移住して一から生活を築き上げる自給自足生活よりも、所々に取り入れやすいヒントがあると思えました
今現在私個人が取り入れられることと言えば、例えば地面に植える場所がなくなってしまったら

パティオに置けるバッグタイプのプランターがあったり

水耕栽培と言う手段くらいでしょうか
栽培する野菜を工夫したり、壁掛けタイプのプランター

もありかな?と思うので、来年は挑戦してみたいです

 

 

 

+++参考+++

thedesignfiles.net

www.cnn.com

architectureau.com