英語が苦手な私の北米暮らし

日本で出会った彼と異国籍同士の恋愛から結婚。英語に悩みながらのアメリカ生活日記

大地を継ぐ者 -Win the Wilderness: Alaska-

大昔、法整備がされる前の土地って”今日からここからここまでが私の土地!”という感じに言ったもん勝ちで所有を主張したんでしょうね
シアトル地域の場合は、150年ちょっと前くらいに東海岸から”開拓してきてくれる人には土地あげるよ!(但し男性に限る)”という感じだったと記憶しています
その時に生きていたかったとは思わないけど羨ましい限りですね!

そう昔でもない1980年代にも何故か似たような話があることをNetflixで配信中の番組、大地を継ぐ者 -Win the Wilderness: Alaska-を観て知りました
あるご夫婦が高齢の為管理できなくなってきた土地を、管理能力のあるカップルに譲りますというリアリティーショーです
土地というのはアラスカの人里離れた山一帯
どうしてこのご夫婦が所有することになったかというと、旦那さんが15日間かけて土地を歩き家を建てる場所を決め実際に家を建て、5年間住み続けてたら所有権が認められたそう
何度聞いてもちょっとよくわからないですが、所有者のいない土地はそういうルールで所有できらしいです
不思議な国ですね、日本ももしかしたらそんなルールがあるのでしょうか?

さて、このリアリティーショーは挑戦者の6組のカップルが与えられた課題にどう取り組むかをサバイバルのプロがチェック、土地の所有者が面接し4組まで絞った後に更に課題を出して最終決定が行われる形式でした
技術や夫婦としての協調性、何より諦めない力を見ていて、中には孤独耐性を見る物もあったりしました
半年間他人に会わない(見かけない)なんていうこともざらにあったのだとか
グリズリー(ヒグマ)やブラックベアという野生のクマが生息している地域で、家の中に侵入されそうになることもあれば、縄張りから追い出す為or空腹ならば人を襲ったりもするそう
夏はともかく冬は言うまでもなく寒さの厳しいアラスカ
本当にサバイバル生活ですよね...!

我々夫婦は興味のない生活様式ですが、例えば突然今の日常がなくなり人類がサバイバルを余儀なくされたとしたら(アイ・アム・レジェンドみたいな)こういった場所に住む人々は強いな...と思います
生活力がすごいですよね
コロナとか異界の話だったでしょう
自分とかけ離れた生活で、とても興味深かったです