英語が苦手な私の北米暮らし

日本で出会った彼と異国籍同士の恋愛から結婚。英語に悩みながらのアメリカ生活日記

シアトルと言えば... スペースニードル編

今住んでいる地域の歴史を知ってもっと好きになろう、人が来たときに案内できるようになっておこう計画を発動
要所要所、軽くは知っているのですが、あやふやなところも多いので補いつつアウトプットも兼ねてこちらで紹介していきたいと思います

まずはランドマークであるスペースニードルから
私が存在を知ったのは、移住なんて夢にも思わなかった頃
シアトルが舞台のドラマ グレイズアナトミーがきっかけでした

医療系ドラマなのでタワー自体はお話に全く関係ありませんが、シーンの切り替えで毎回登場します
初めてこの地に来たときに
わぁ、あのスペースニードルだ!
と思いましたが空から撮影した塔が映るだけなので別段登りたいとは思わず、近くには行き見上げて満足
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タワーのある公園で開催されていたフードフェスティバルのようなものをうろうろしワニの串焼き的なものを食べて終わりました
今行かなくても住み始めたら遊びに来てくれた人と何度も行くことになるかな?、という理由からです

そして遂に初めて中に入ったのは、義母が遊びに来てくれた時でした
造られた経緯
元々は1962年に開催された21世紀万国博覧会の為に建てられました
テーマは”宇宙時代”
そこで宇宙への憧れ+シアトルの前向きな精神+エッフェル塔のように象徴となる建物にしたい、という想いが込められています
万博に間に合わせるために、僅か400日という短い期間で施工されました
建てる土地を探すのも、資金面(なんと個人資金で作られたのだとか)でも大変な苦労があったそうで、基礎工事に使われたコンクリートの重さは塔本体と同じくらいだといいます
展望台までの道程は構造などを紹介する壁展示があり、歴史を紹介していましたf:id:bobandyoshiko:20221119110155j:image
(ボルト隣のチケットは縦の長さが16cm強)
公開された1962年の4月以降、世界的にシアトルを象徴するものとして想いを形にし続けています
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(1962年に放送されていたアニメと昔の写真の展示物、写真が下手すぎるので精進しますw)
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(エレベーターに乗る手前にはレゴのスペースニードルが!一階はお土産屋さんとなっております)

展望台

高さ184mのタワーをエレベーターで昇ると、360度ガラス張りの展望室に辿り着きます
外にも出ることができて、レーニア山
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やピュージェットサウンド湾、
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シアトルの街並みを見下ろすことができます
タワーから見えることを意識したアートも所々にあって探してみるのも楽しいです
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東京タワーやスカイツリーに比べると断然低いので、エレベーターのスピードがゆっくりだったり、もう着いたの?と日本人的には思ってしまいます
一方で、展望台から眺めるシアトルの街並みは
あれってあそこじゃない?
なんて具体的に話せたりして、身近に感じられるところは魅力的だと思います

展望レストラン The Loupe
展望台から一階分降りると、そこはレストランになっていて外の風景を見ながら食事やお酒を楽しむことができます


1962年のワールドフェアの責任者がドイツへ行ったときに観たテレビ塔、シュトゥットガルトに感銘を受け簡単なスケッチ(ラクガキ)をしており、この塔にレストランが入っていたそうで、本当に初期の段階から計画して作られました

www.fernsehturm-stuttgart.deこのレストラン、ただのレストランではありません
回ります
何を言っているんだろうと思われるでしょうが、回るんです
フロアの直径およそ半分のところで動かない部分と回る部分に分かれており、外側の回る部分はゆっくり回転しています


レストランは勿論動く側にあるので、どの席に座っても360度の景色を楽しめるという一風変わった客席
更に床がガラス張り


(簡易バーカウンターと写真右奥は客席の一部)
高所恐怖症の方には絶対おすすめできませんし、そうでなくてもちょっとだけお腹がヒュッとなります
ある意味スリリングな体験をしたい方にはピッタリの観光場所です

比較的シアトル市内の街のどこからでも見えるスペースニードル
暮らしていると、親しみが湧いてきました
あまり高さがないからといって登ってがっかりすることもないですし、行って損はない観光スポットだと思います

 

 

 

www.spaceneedle.com