英語が苦手な私の北米暮らし

日本で出会った彼と異国籍同士の恋愛から結婚。英語に悩みながらのアメリカ生活日記

海藻で温暖化ガス削減?

クリスマス、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
シアトル地域は漸く氷点下の世界から脱出し例年通りくらいの気温に落ち着きました
そして例年通り?霧雨なクリスマスを迎えそうです
ここから年末年始、皆さまが素敵な時間を過ごせますように!

素敵な時間、素敵な未来ということで、またまたNetflixで配信中のザック・エフロンが環境への取り組みを紹介する"ザック・エフロンが旅する明日の地球"シーズン2の話ですwww.netflix.comたくさんの取り組みが紹介された中で、ザック・エフロン嫌いな夫も面白いと思ったのが温暖化ガスを削減できる海藻の話
どう減らせるのかというと、飼料として少量牛に与えることで牛が排出するメタンガスの量を80%も削減できるというもの
もっと知りたくなったので、自分でも調べてみることにしました

この素晴らしい海藻を見つけたのはオーストラリアのスタートアップ企業、Rumin8という会社rumin8.com彼らが見つけたAsparagopsisという赤い海藻がこのお話の主人公
この海藻を飼料にほんの少量、比率としては5%混ぜることで牛の腸内にいるメタン生成菌を抑制することができ95%ものメタン生成を減らせたという実験結果もあります
また別の実験では0.5%混ぜると約26%、1%混ぜると約67%排出メタンの量が減らせたとのこと
海藻を飼料に混ぜることで生産物(牛乳や肉)への影響が殆どないという実験結果もあり、今後益々広がりを見せそうだなと思える内容でした

生き物を殺すのがかわいそう+地球に良くないという理由で肉を食べない夫に対して、健康と環境のために赤い肉はほぼ食べない私
二人とも決して牛肉が嫌いなわけではなく美味しいことは知っているので、この海藻が広がって温暖化抑制に繋がったら気兼ねなく牛肉を食べられる日が来て欲しいと思わずにはいられません
最後に、この投稿は昨日書き終わっていないのにうっかり予約投稿で10分程公開してしまい混乱させてしまった方々、失礼いたしました

 

 

 

+++参考+++
- Inclusion of Asparagopsis armata in lactating dairy cows’ diet reduces
enteric methane emission by over 50 percent

- Effect of the macroalgae Asparagopsis taxiformis on methane production and rumen microbiome assemblage
caes.ucdavis.edu